Last update: Saturday, 04-Jun-2011 17:28:54 JST |
_ 昨晩公開になったWin7RC、DL仕掛けて寝て起きたら見事コケていてやり直し、再度仕掛けて終わったのが今日も終わりになった頃。
_ メインノートであるMSI MS-1221のHDDを換装。HD-PF320U2-BKを買ってきて殻割り、中身のHDDをノートのHDDと入れ替えて起動ドライブ以外を全部コピーしたあと、インストールDVDから起動してインストール。何の問題もないままあっけなく終わる。初期状態でインストールされなかったのはメモリカード系のドライバのみ。たぶんVista用のドライバを持ってくればそのまま入るはずだがまだ試しておらず。
_ ざっと触った限りでは、時期相応に完成度が上がってきたかなくらいの感じではありつつ大きな差はなさそうといったところ。残念ながらbeta版をインストールしたときのマシンがいずれも空いてなくてインストールができないので比較できないのが無念。そーいやインストール直後でHDDどれくらい使ってるか調べるの忘れたな・・・。
_ 「クラシックスタートメニューがなくなった」のと、「タスクバーを他のウィンドウの後ろに置けなくなった」のは今回も相変わらず、というかもうないんだろう。諦めるしかないか・・・新しいスタートメニューのランチャーに慣れるのと、新しくランチャーアプリを使うようにするのと、どっちにしようかね・・・。
_ デフォルトのフォントが結構増えてる。ただ大半は日本語ではなく大陸で使うことを想定したUNICODEフォントで、かな等は入っているものの独特のぐにゃりとした字形で使う気にはならない。使いでがあるのはメイリオUI・・・MS UIゴシックと同様に、メイリオの横幅を適宜縮めたもので、見映えはそこそこ。ただやはり上下が空き気味なのが気になる。あと等幅でも使いたいのだが存在しないので結局MeiryoKeが手放せないとかそんな感じ。
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今のところ、Win7RCで使えなくなったアプリはなし。ちうかVistaにする時点でもう結構ふるい落とされたあとだから、Win7になったくらいで新たに振り落とされるものなぞもうないというところか。
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MS-1221のドライブ換装。これで薄型DVDドライブが1台空き。
_ その1に続き、下級マシンにWin7RCを導入してみる試験。とりあえず手近に空いていたマシンで、各種テスト用に使っていたA4ノートを試してみる。
_ XPどころか98/2k時代のマシン。残念ながら光学ドライブがコンボでなく、外付けドライブからの起動も不可。Win7RCはDOSからのインストールができないので、このままではインストールができない。ということで昨日メインノートの薄型DVDドライブを換装することで確保したわけ。
_ ということで起動させてみる。えーと、搭載メモリが512MBないとハネられる(苦笑)。このノートは256MBまでしか搭載できないので、これにて終了・・・(苦笑)。
_ 実際の製品名はVY13MじゃなくてVJ13Mだが、販売モデルの違いのみでハードウェア上の差はないので以下VYで記述。
_ 要求仕様下限にかなり近いスペック、というか単純な演算能力は現在のAtomなネットブックに及ばないはず。これ以前の世代だと・・・せいぜいMobileP4くらいまでが実用限界じゃないかという気はする。
_ DVD-Rから起動後、最初の再起動(HDDへのコピー完了)まで約20分、その後スタートメニューが叩けるようになるまで同じく約20分。インストール終了までの時間そのものはXPと大差ないと考えていい・・・その後のWindows Update作業にかかる時間を比べればむしろ短いといえる。少なくともVistaよりは短い(苦笑)。
_ ビデオドライバは標準VGAどまり。XP用の855GMEドライバが一見導入可能にみえるが、不具合があるようでしばしば落ちてvgasaveドライバになってしまう。むしろ近いはずのVista用のドライバは逆に入れるとBSODの嵐になるのでやめたほうがよい。XPまでと違って、Win7の標準VGAドライバは(チップセット内蔵ビデオ級であれば)専用ドライバに匹敵するパフォーマンスが出る。XPの標準VGAドライバで「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をONにしたらウィンドウがのたくっているのが見えるほどに悲しいものだったが、7ではそんなことはない。もちろんデスクトップはAero動作はできずベーシック止まりだが、描画やスクロールは快適で、ポップアップの半透明描画などもまったく問題なく行われる。
_ サウンドドライバはXPのSoundMAXドライバが特に問題なく導入可能、サウンドも問題ない。それ以外は標準ですべてのハードウェアにドライバが当たり、問題なく使用できる模様。
_ OSや常駐サービス類の容量増加により占有メモリが増えているため、512MBではそこそこswapが多い。ただ、それを除けばユーザーにかかる速度的な負担はXPに比べて大幅増加しているということはない。ちなみに起動後落ち着いた状態から、エクスプローラの1回目起動まで約2.5秒、2回目起動まで0.5秒。IEによるgoogleトップページの1回目起動まで7秒、2回目起動まで2秒。XPだとそれぞれ2秒/0.5秒、2秒/1秒。なおIEはOSの違いだけでなく6と8の比較になるのであんまり意味がないことをお断り。
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むしろ、ちょっとした速度の差よりもユーザーインターフェースの不慣れ感のほうがずっと気になる。一般ユーザーはそれによるイラつきを「遅い」と言い換えてしまう気がしなくもない。
_ その1・その2に続き、下級マシンにWin7RCを導入してみる試験。こんなんでGWつぶしてるのかとかゆーなー(笑)。
_ 要求仕様を下回っている(1GHz未満)マシンだが、意外にもインストールは順調・・・というか、昨日のPC-VY13MへのVistaインストールよりずっと速いんだが・・・(苦笑)。
_ こいつもこれまでと同じく、導入直後でほぼすべてのデバイスにドライバがきっちり当たっている。唯一モデムだけドライバが当たってなかったが、まあこれはしょうがないということで。
_ そして意外や意外、わりと使える・・・(苦笑)。もともと、2000ではキビキビとUIが動いていたものの、XPにするとそれが失われて平凡になるマシンだったが、それがWin7になったところで「さらに重くなった」という気配はあまり感じられない。もちろん「XPと比べても遜色ない」とまではいかないが、XPに比べると大幅にかったるくなるVistaに比べると、思ったほどそうならない。
_ ただ、OS側に食われるメモリが200MB近く増えるので、それによるswapへの負担増は無視できない。XPはしばしば「256Bでなんとか、512MBで普通」とされたが、これに+256MBして考える必要がある。
_ ということで、他マシンへのWin7RC導入と同時に進めておいた、単一機種による各OSインストール直後状況のまとめ。マシンは前述のPC-VY13M/EX-R。
Windows | バージョン(SP) | IE | 使用ディスク容量 | 使用メモリ容量 |
---|---|---|---|---|
2000 Pro | SP4 | IE5.5SP1 | 2.3GB | 80MB |
XP Pro | SP3 | IE6SP3 | 3.3GB | 130MB |
Vista Ultimate | SP1 | IE8 | 12.2GB | 330MB |
7 RC | RC | IE8 | 6.5GB | 250MB |
_ 基本的に、OS導入後に可能な限りドライバを当て、Windows Updateで最新にアップデート。クリーンナップは行わず、OS起動後ユーザー入力を普通に受け付けるようになってから10分後程度のタスクマネージャの値。ただしXPはIE7/8を入れない状態での値。
_ これは「素の状態」に等しいので、これに実用環境をインストールしていくと使用メモリ容量は大幅に増えることをお忘れなく。自分の経験的には、W2k時代で計200MB、XP時代で計300MB、Vistaで計1GB程度。増加量がばらばらなのはOSにはあまり関係なくて、インストールするアプリが増えたうえに個々のアプリも使用量が増えていったことによるもの。
_ ちなみに、いまこれを書いているWin7RCの使用メモリ容量は約900MB、Vistaでの同環境よりやや少ない。・・・いかにVistaが資源食いだったかがよくわかる・・・(苦笑)。
_ 昔ブラウン管だった頃。今の液晶だと100〜200万画素*1くらいは当たり前ですが、アナログ時代にそれだけの解像度を出すにはケーブルは4000〜5000円、ブラウン管モニタは6〜7万くらいが最低線でした。
_ それがデジタル化と液晶化によりケーブル+モニタで2万円とかが当たり前になっちゃったわけで・・・ブラウン管相当の品質を得るにはブラウン管時代相当の投資が必要かと。少なくとも2000円のケーブルでは品質不足ですし、今時の液晶モニタの低価格化の何割かはアナログ入力まわりのコストをケチることで生み出しているので。
*1:
今流行の1920x1080は2073600画素。ひと回り小さい1440x900でも1296000画素。ブラウン管時代にそれくらいの画素数設定というと1600x1200で1920000画素、あるいは1280x960で1228800画素。
_ 大したこともなくぬるっと過ぎる。こんな誕生日はいつ以来だろう・・・まあWin7RCに捧げてしまった気がしなくもない(苦笑)。
_ 夜、買い物ついでにチッタにできたアルカサールでハンバーグ。和牛という売りではあるがびみょー。
_ 就寝前、ほぼ1年頑張った旧録画鯖を停止。今後はバラされて他マシンのパーツとなったり予備パーツとして眠ることに。しかしどんどんミドルタワー級マシンが減っていくな・・・(苦笑)。
_ どうも家具の配置が悪いらしく、たかだか隣の部屋の無線ルータの電波がまともに受けられないことがしばしば発生していた。配線の問題上ルータもPCも動かすのも難しいので、無線親機を増やすことで解決に・・・(苦笑)。
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子機のほうは、今までUSB無線子機を一度も買っていなかったところで1000円で売っていたのでゲットしただけで、特別な意味はない。しかしルータと一緒にレジに持っていったせいで「これだと接続遅いですよ」と忠告してくれたヨドの兄ちゃんはちょっと偉い。
_ ルータを11n対応にしたので、MS-1221の内蔵無線モジュールを挿げ替えてみる。特に問題なく接続はできたが、ルータ側のデュアルリンクが2.4GHz帯のみ、4965AGNのデュアルリンクが5.2GHz帯のみのため、結果としてはシングルリンクのみ。
_ WiFi Link 5300なら2.4GHz帯も対応しているのでデュアル可能なはずだが、まあ機会があったら試すか・・・。
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HDDの話は後日。
_ ここのところ、「HDDから異音→フリーズ→青画面」というのが何度かあって、交換しないとなーと思っていたんだが、間に合わず起動できなくなったのが昨日。
_ とりあえず緊急用のお古に起動パーティションだけでもコピーしようとしたが、何度やってもコピー中に同じところでフリーズする。こりゃ再セットアップしないとあかんか・・・。
_ ということで、昨日買ってきたHDDに差し替えて、DVDドライブにメディアを入れてシステムONするが、いつまでたってもメディアを読まない。・・・知らぬ間にDVDドライブまでお亡くなりになっていたようだ・・・。
_ USB-FDD+外付け光学ドライブで再インストールしてもよかったのだが、内蔵ドライブが死んでいるのもナニなので、やふおくで換装可能なドライブを探して入札を仕掛けておく。
_ 御役御免になった旧録画鯖。前に電力計測したときの結果はこんな感じ。
電源 | マザー | CPU | HDD | ビデオ | ブート中ピーク | アイドル | 録画中 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旧機+新電源 | ENERMAX EMD425AWT | ASUS P5K-E | E6600 (2.4GHz) |
WD5000AAKSx2(RAID0) HDP725050GLA360 HDT725032VLA360 |
Radeon X1650 | 172W | 142W | 149W |
_ この後、「CPUベースクロックを266MHz→200MHz、HDDモーター停止をON」にして、122Wになったところから、デバイスを1つずつ外していってみる。
初期状態(BIOS画面) 146W −白凡 144W −黒凡 142W −MTV2000 130W −Intensity Pro 125W −PV3 125W −EAX1650 111W −HDP725050GLA360 105W −WD5000AAKSx2 88W −TS-H653A 86W −ケースファン 82W ---------------------------- 初期状態のXPアイドル 122W 全除去後のXPアイドル 66W
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このマザーはビデオ出力が付いていないので、EAX1650を外したあとは代わりのPCIビデオカード(SPECTRA T32 Light PCI)を入れてある。しかしMTV2000って、稼動してなくても付いてるだけでえらい電源食ってたのね・・・。
_ 久しぶりに日曜昼の秋葉に繰り出す。
_ まずバーガーキング。トリプルワッパーチーズミール1000円を堪能。
_ 後は丹念にぐるぐるぐるぐる・・・時間に追われずぶらぶらするのは久しぶりだ・・・。
_ そして最終的に結構買い込んでいる罠。まともな新品で買ったのはWiFi Link 5300だけで、残りは全部ジャンクか不良在庫か怪しい買い物のいずれか・・・(苦笑)。
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