Last update: Saturday, 04-Jun-2011 17:29:02 JST |
_ 福原さんとチネチッタ待ち合わせで映画。
_ 1本目、スカイ・クロラ。平日とはいえこの時期なせいかわりと客は入っていた。退屈はしないがカタルシスもないちうかそんな感じ。あと、古臭いレンズ解像度やフィルムグレインの真似事はあんまり気持ちよくないので、すっきりクリアなエフェクト処理版が見てみたい。
_ 2本目、ポニョ。こっちも客は同じくらいだが、思ったよりお子様は多くない。動きを楽しむという点では申し分ないが、後半のストーリーの山が不明瞭で「あら終わっちゃった」状態だったのがちょっと不思議。コマ送りで見てみたいかも。なお劇中お子様は静かで、上がっていた声はむしろ大人のほうが多かったような。
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映画館を出て、向かいのピザ・サルバトーレで一服ちうかビュッフェ一番乗り状態のあと、たらふく食って解散。
朝食 |
_ レストランでビュッフェ朝食。ちょっと狭い。しかもすでに日本語がスタッフとTVからしか聞こえない・・・(苦笑)。
_ 0845チェックアウト。そのまま送迎バスに。
_ 0930成田空港着、チェックイン完了。ここの荷物計量では32kgだったらしい・・・[HEAVY]とかタグが付けられた(苦笑)。
_ 両替とかしてから、今回同行者もりぞーとUCCで合流して一服。
_ 1040出国手続。ノーチェック通過とはありえない(ぉぃ)。もりぞーはNY経由、わしはシカゴ経由なのでここでお別れ。そして後にあんな事件が待っていようとは・・・。
_ JL010搭乗待ちの間に録画処理と昨晩まで処理分のDL。YBBローミングログインで手間取って時間を無駄に。全部終わってから搭乗列に並んだら最後だった・・・(苦笑)。座席は60K。
_ 定刻離陸、機体は747-400。2hくらいで遅めの昼食、肉を選択して、鳥丼ぽい感じのもの。今はお盆に電熱機構がついてて直前まで温かいのか・・・。
_ DL録画を観たあと、据付のMAGIC-1でゲームなどしてみたり。オセロは弱っちいが4目並べはわりと強いアルゴリズムらしく連敗。あとは今回撮影の資料読みとかボストン観光ガイド読みとか。
_ そして日没、ちょうど満月で下は青い雲海。その後軽食でパンが出るも撮影忘れ(汗)。3hほどで夜明けが来て、これまた紅い雲海に。
_ 機内食2回目。今回は選択肢なしでパンケーキと野菜。そういや明るい時間に見渡す限りの陸上を飛んでるのって初めてか・・・ずーっと地面が流れていてちょっと新鮮。
_ シカゴ・オヘア空港へほぼ定刻で接近。おお、この風景は生シムシティだ・・・(笑)。着陸も特に難なし。
成田空港ロビー |
747-400 |
機上風景1 |
機内食1 |
機上風景2 |
機上風景3 |
機内食2 |
機上風景4 |
機上風景5 |
空港通路 |
_ 荷物はコードシェア乗り換えのせいかまとめられていて、ちょっとの距離を自分で移動させるだけで済むようになっていた・・・が、スーツケースが半開きのままちゃんと閉まってなくてベルトで留めただけになっている罠。そりゃぱんぱんでちょっと閉めるのにコツ要るけどさ・・・(苦笑)。閉じ直して再び荷物を預ける。あれ、そーいや24kg以上追加料金徴収されなかったな・・・謎だ。
_ 第2ターミナルから第1へはATSちう新交通システムみたいなので移動。結構距離がある割に稼働台数が少ないのか、結構待たされる。10分くらいで乗れたが、なんか妙に加減速がぎくしゃくしてる感じ。第1についてからは放射状に開いているゲートの一番先っぽまで歩く。
_ 税関で時間かかったのと、ここまでの移動に結構時間がかかったせいか、もう搭乗が進んでいたり。ダグラスS80の機体を撮影する間もなくそそくさと搭乗。窓際28F席の前の通路側2席にアメリカンLサイズの男性2人。席きつい・・・(苦笑)。
_ 定刻離陸。お、尾翼エンジン機は初めてだな。前のほうはエンジンから離れていて静かそうだが、今回は最後尾に近い席なのでかなりうるさい。
_ ドリンクサービス時に瞬断していたらしく、ふっと気がついたらわしだけドリンクを尋ねられる。無難にスプライトっぽいサイダーを選んでおく。
_ 入道雲の林を抜けて、ボストン・ローガン空港にほぼ定刻着陸。しかし荷物がぜんぜん出てこない・・・サボってるじゃないかと思うくらい。20分以上かかってやっと出てくるも、またもスーツケース半開きの刑。
米到着後初夕食 |
_ そしてほぼ同じ時間に着いているはずのもりぞーは見当たらず・・・と思ったら、遅れててしばらく着かないらしい。とりあえず現地滞在先へ戻るということで、空港駐車場へ。
_ ニューイングランドの名の通り、ヨーロッパ由来の建築物と旧アメリカンな建築物、そして現代のアメリカンなビル群が並んでいる不思議な街並みを通り抜け、空港から15分くらいで到着。日差しは暑いが風は涼やかで日陰は涼しい。北海道と緯度が同じということだが、気候も北海道の夏という感じか。
_ というわけで現地滞在先へお邪魔。2階建て(+ロフト)の1階で、上は大家さんが住んでいるとのこと。日本だとこのタイプは大家は下が多い気がするが、こちらはこれが一般的らしい。本来は土足前提で建てられているが、日本人らしく裸足で生活できるようになっていた。玄関だけは三和土がなくてどうしようもなく、土足と裸足の境界不明状態。間取りは4LDK、無線は普通に通じていて、居間にはPS3とAQUOSが鎮座。
_ とりあえず荷物をほどいて、ちょうど使っていなかった机をお借りしてPCシステムを設置。日本から持ち込んだRDT192WMも無事動作。
_ 落ち着いたところで夕飯、ハンバーガーショップでハンバーガーセットとサラダをテイクアウト。自宅で食べつつ、双方の紹介とまだ着かないもりぞーの話など。ちうか、彼がいないと我々ただの初対面なんだが・・・(苦笑)。
_
写真の選別をなんとか終えたところでもう活動限界。もりぞー着は2330らしいが、そのまま起こさないようにお願いして、シャワーを浴びて2030就寝。
_ 一度帰って荷物を置いて、とりあえず昼飯に近所のメキシコ料理屋でブリトー。でかい。
_ 市内へ出て、Boston Common Garageへ車をとめて散策開始・・・と思ったらいきなり空に文字が。「SOX HOMEなんちゃら」ってことはレッドソックス関係か?
_ Soldiers and Sailors Monument経由でFrog Pond。もりぞーが飛び込み。州議事堂前からPark Streetを通ってCranary Burying Groundで墓石とリスを見物。
_ 向かいのKing's Chapelに入ったのち、再びBoston Commonに戻って手作り生レモネードで暑さを癒す。
ストリート風景 |
昼食 |
空に描く文字 |
空に描く文字 |
Frog PondとBostonの街 |
Frog PondとBostonの街 |
THE SOX |
州議事堂 |
循環バス |
馬車が走る |
ストリート風景 |
信号 |
King's Chapel |
King's Chapel |
ダックツアー車 |
レモネード屋台 |
_ 州議事堂の脇を上がって、Beacon Hill。レンガの街並みは格好いいのだが、日差しが強すぎてデジカメには非常に撮影が厳しい条件に。
_ Charles StreetからPublic Gardenに抜けてちょい休憩。りす〜。
_ 地下鉄沿いにBoylston Streetをまっつぐ。日が傾いて直射日光が前から当たるせいか、昼より暑い気がする。写真も撮れないし・・・。
_ 飲料を飲んだりコンビニに立ち寄ったりしてから、Copley駅で地下鉄Green Lineへ。自分で好きな額をチャージできるプリペイド"Charlie Ticket"を購入して乗車。なんかすげーカーブを曲がると思ったら実は連接車。そーいやさっきも連接バスがいたっけか・・・。
_ 列車を撮ろうとしたら駅員に叱られたので、途中下車したBoylston駅で駅員がいないのを確認してしばし撮影(ぉぃ)。
_ Haymarket駅で下車、North Endを流す。微妙に写真を撮りにくい雰囲気だったが、途中Prince Streetであった何かのパレードでここぞとばかりに連写。Salem Streetから元のHaymarket駅へ戻り、再び地下鉄でPark Street駅へ。
_ 空は暮れ初め、Frog Pondももう人はいない。駐車場へ戻って、引き上げ。
ストリート風景 |
ストリート風景 |
りす〜 |
Trinity Church |
John Hancock Tower |
Green Line |
Haymarket駅前 |
お祭り |
ストリート風景 |
ストリート風景 |
夕飯 |
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写真の選別をしたあたりで今日の活動限界。現像を仕掛けて寝る。
_ 1000出発。I-90 Massachusetts Turnpikeをひたすら西へ走る。とりあえず標識とか撮りまくり。しかしこっちはいろんなものを牽引している車が多いな・・・。Parmer Amherstで下りて下道へ。
_ 1200、Willbraham入り。わし自身はなぜこんなところへ来ているのかはよく知らないけど(苦笑)。とりあえず街の中心地をちょいと見てから、The Wilbraham Shops内のNeighborhood Deliで昼飯。Filet O' Fishを挟んだパンとターキーハムのサラダ。まあ悪くない。
高速を走る |
高速走行中 |
ターキーハムサラダ |
ターキーハムサンド |
フィッシュサンド |
Neighborhood Deli |
_ 店の裏手の山道をもりぞーが歩くというので、車で追ったりなんだり。ただの住宅地なので相当に怪しい人状態・・・(苦笑)。
_ しばらく走りながら、なぜか沿線の住宅やらなんやらを撮影。いや60km/h以上の速度で走ってる車から撮るのってすごく難しいんですけど・・・Monsonまで来て90度回頭、元通りにMassachusetts Turnpikeへ戻る。
_ 一行はまだ西へ。Springfield Holyokeで下りてしばし下道、The Huntington Historic House Museumへ1400過ぎ到着。ガイドのおねーさんに連れられてあっちこっち見て回るが、わしはさっぱりわけがわからず・・・(苦笑)。
一般道を走る |
Monsonの建物1 |
Monsonの建物2 |
ひまわり |
Monsonの建物3 |
Huntington House |
Huntington House |
_ 1500過ぎ、近くのNorth Hadley Sugar Shackで休憩。Maple Walnatアイスうまー。
North Hadley Sugar Shack |
North Hadley Sugar Shack |
North Hadley Sugar Shack |
_ ちうことで終了。ルートを東に戻って、1800過ぎ帰宅。
夕食 |
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写真の選別作業を始めるものの、急にすーっと電池切れ。
_ 0930出発。まずMuseum Of Science Boston。
_ なんつーか、上野の科学博物館をちょっと小奇麗にした以外は大差ないというか・・・(苦笑)。プラネタリウムは興味深かったがアナウンスの英語がぜんぜん聞き取れないのが残念。あちこち見て回って、1230過ぎ退出。館内にいるうちにざっと雨が降って、上がったようだ。
駐車場からの博物館 |
チャールズ川 |
博物館入場 |
正面玄関からの博物館 |
館内風景1 |
AppleIIとAltair8800 |
館内風景2 |
プラネタリウム映写機 |
恐竜模型 |
Red Fox |
Explore Skull Facts |
ストリート風景 |
_ Harvardへ出て、燕京で中華の昼飯。古老肉(Sweet&Sour Pork)のセット・・・なんつーかごちゃ盛り。
_ Harvard University構内を歩く。なんかいかにもアメリカの大学ちう感じ。Farmer's marketとかやっていたが素通り。
_ そしてHarvard Museum of Natural Historyに1400過ぎ到着。こちらは典型的な博物館。いろんなものが並べてあって好きなものから順に見ていける。鉱石・グラスフラワー・昆虫・動物・鳥・魚と自然系のさまざまなものと、後半は併設のPeabody Musiumで民族文化系。どれも撮り放題なのは気前がいい。
_ 1600前退出。帰り道で日本食材店を見物。もりぞーがどら焼きを買っていた。ついでに普通の(ちょっと高級な)スーパーにも寄り、朝食用にパンとかフルーツとかヨーグルトとか購入。
昼食 |
ハーバード大学構内1 |
ハーバード大学構内2 |
ハーバード大学構内3 |
ハーバード自然博物館 |
ハーバード自然博物館 |
館内風景1 |
館内風景2 |
グラスフラワーの菖蒲 |
カバの口の中 |
巣の模型 |
鯨の骨 |
民族文化系の展示 |
ハーバード大学構内4 |
Widener Library |
バイク売ります |
Ken's Noodle House |
しょうゆとんこつラーメン@boston |
_
夕焼けの中を帰宅。写真選別を半分くらい、あとお仕事のソース修正を少々やったところで沈没。
トーストフルーツヨーグルト |
_ 昨日買ったOat Nut Breadとカットフルーツにヨーグルトで朝食。普通にうまいな。さすが高級食材志向の店ではある。
_ 0830出発。なんか東京だと10月下旬くらいの気候。空気の冷たさとか空の透明感とか。でも日差しだけはじりじりと熱い。
_ 地下鉄Red Lineに乗車。これは先日のGreen Lineと違っていわゆる普通の電車。とはいえちょっと年季入ってるが。椅子がロングシートじゃなくてロングシート状に並べた普通の椅子っぽいものなのもちょっと面白い。
_ Central駅で停止線オーバーしてバック。こっちでもあるのね(笑)。しかし止まって1分、バックに1分ってえらいのんびりさんな運行だ。混雑は最多でも100%くらい。
_ Park Street駅でGreen Lineに乗り換え。また例の連接車。
_ 終点North Station駅でまた乗り換え。今度はコミューターレイル。フラットに10線くらい入線できる、いかにも外国のターミナル駅っぽい構造。0945発のNewburyport線は7番線から。
_ 先頭に機関車、後ろに客車の構成。客車はこれまた年季が入っている。座席は新幹線ばりに2列-3列だが、前後が少々つまり気味。客はわれわれ含め20人くらいで、ガラガラ。
_ 沿線は「平塚から熱海へ向かう東海道線」みたいな感じ。実際はもっと閑散とした田舎町風景だが。
_ 駅内も乗車時も乗車券の確認はなかったが、走り出してしばらくしてから検札が回ってきた。磁気チケットなのにはさみをチンチン鳴らして処理しているのが面白い。
_ 1030にSalem駅到着。そこそこの街のはずだが線路は単線、駅はコンクリで地面から20cmほど打っただけ、ステップを踏んで下り、屋根とベンチは一応あるが改札もなくそのまま外に出られるあたり、どうみてもローカル線の田舎駅・・・(苦笑)。
朝の風景 |
廃屋っぽい |
建物1 |
North Station駅 |
コミューターレイル1629 |
車窓風景1 |
コミューターレイル1638 |
Salem駅 |
_ Salemの街へ出ると、足元に赤線。どうやらこれをたどるとそのまま市内観光ができるらしい。線に沿って歩いていくと、まずはビジターセンター。情報入手とか。
_ 次はSalem Witch Museum。シアタースタイルで席のまわりをぐるりと展示が囲っていて、順にライトを当てながら魔女狩りの歴史をたどってくれる。ここは日本語テープがあるので退屈せずに済んだ。テープの音声はわりと活舌がなってなかったり一回かんで言い直していたり、どうも一般人ぽい。
_ その後はガイドのもとで展示を歩いて、最後にお土産を買って終わり。資料展示型じゃなくて見世物型というのかな。
_ 続いてHouse of the Seven Gables。モノクロームな外観と緑の空に青い海がよく映える。中はガイド付きの解説。妙に天井が低いのと、忍者屋敷みたいな変な階段や扉がある構造が変てこだ。出た後、向かいにあるYe OldePepper Companieでチョコなどを見るがいまいち決め手に欠けて買わず。
建物2 |
ウィッチの道 |
Salem Witch Museum |
魔女人形 |
Witch's Brew Cafe |
赤い木の実 |
建物3 |
Ye Olde Pepper Companie |
_ 昼飯時。Derby Wharf内のレストランで外のテーブルへ。わしはクラムチャウダーとメカジキのサンドイッチ。クラムチャウダーは素朴ながらうまい。メカジキはソテーしてあって、たっぷりとマヨソースをかけて生野菜を挟んでいただく。
Derby Warf |
クラムチャウダー |
Grilled Swordflsh Sandwich |
_ Salem Wax Museum方面へ。墓地とか小さめのこぢんまりとした展示類とかを見て回る。
_ Witch Dungeon Museumで小芝居をみたり、Witch Houseを見学してしばらく話し込んだり。最後にGallows Hill Parkへ行くが大したものはなくて残念。
海賊人形 |
Salem Witch Village |
館内展示 |
Salem Witch Village |
魔女人形 |
ストリート風景 |
Witch Dungeon Museum |
役者 |
Witch House |
Witch House |
キッチン |
建物内 |
ひまわり |
噴水 |
ストリート風景 |
2本接ぎ電柱 |
_ 歩いてSalem駅まで戻り、10分くらい到着が遅れたらしい上り線でNorth Station駅まで戻る。行きと同じ列車を逆に戻り、1930最寄り駅到着。
Salem駅 |
海鳥 |
コミューターレイル1004 |
駅で降りる人 |
駅で待つ人 |
駅へ入る列車 |
コミューターレイル1625 |
North Station駅どんつき |
夕食 |
_
今まで車であちこち行っていたのに比べるとやはり鉄道は帰ってぐったりする。早々に寝る。
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