Last update: Saturday, 04-Jun-2011 17:29:35 JST |
_ TMPGEncで出力したAVIファイルにはちょいとクセがあって、DivX対応のDVDプレイヤーとかネットワークプレイヤーで再生できなかったりつっかかったりすることがある。これを直すには、VirtualDubでこのAVIファイルを読み込んで、「再エンコードをせずに」出力してやるといい。
_ ということで、これを半自動化するスクリプトをperlで書いて使っていたのだが、「ムービーエンコード手順書」の改訂に合わせて、これをJScriptで書き直して公開することにした。この程度のことをやらせるには、「perlをインストールしなくていい」分だけ、JScriptのほうが便利かも。
_ 詳細は、手順書の「avistrainer」を参照のこと。
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なお、「半」自動なのは、作業の終了を検知してVirtualDubを終了させることができないから。avistrainerは実は「VirtualDubを自動駆動させるためのスクリプトを自動生成するツール」なのだが、このスクリプト言語に「VirtualDubの終了」がないので、手で終了させるしか手段がないためだったりする。
_ 帰宅後、対応処理。訃報はちょっと前に容態がよろしくないと聞いていた叔父のものだったのだが、その連絡のついでに「(わしが管理していた)叔父のパソコンのパスワードを教えてくれ」という依頼で、記憶を巡ること30分。目の前にそのPCがあれば管理用パスワードで入ってちょちょいだったのだが、ちょっとそれができる状態になく。
_ しかし、「他人のPCのパスワードを知っている状態」というのはどうなんだろうか。ここの読者くらいだと、家族や親戚などのPCの管理を任されている人は少なくないと思うのだが、「所有者がPCを使えなくなったときのこと」まで考えている人はいるだろうか。かといって、好き勝手にパスワードを変えられてこちらが管理できなくなるのは、それはそれでまた困りものなわけだが。
_ 他人の問題だけじゃないな・・・「自分が死んだとき、自分のPCがどうなるか」とか考えると、まぁ複雑な気分ではある。我々なら「PCからHDD外して別のマシンに付ければ中身は出せる」という考えもできるが、暗号化しちゃってたりするともうどうしようもないわけで。
_ 「心配なら、死んだら全部消えるようにしとけばいい」なんて笑い話はよくするが、本当に消してしまっていいのか・・・とか考えてもたぶん終わりはないだろうから、このへんで。
_ ・・・めんどくさいこと考えているより、目の前の問題。GbHub拡充により、今まで100Mbpsだったサブ録画マシンにもGbEを積みたくなった・・・というわけで、昼飯のときに買ってきたのはNIC。
_ で、マシンの電源を落として、カードを差し替えて、電源ON・・・入らない。なんか電源からキュルキュルという怪しい高周波が。・・・どうも電源がぽなくなりの模様。予備の電源を持ち出して接続して電源ON・・・回った。電源で確定。
_ そして再度駅前へ。電源だけ替えれば十分ではあるのだが、正直もうこのケースはあまり使う気がしない・・・でかくて重くて蓋が左右セパレートになっていない(∩形のガワをかぶせる古いタイプ)ので、メンテが面倒でしょうがない。ちょうど電源込みの手頃なケースがあったので、それを買って帰ることに。
_ 中身を移植して、無事元通り。年末年始のいない時期に落ちるようなことがなければいいのだが・・・。
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NICの交換効果。10MB/s→25MB/s。3.5GBのファイルをひとつコピーして計っただけなので、純粋にネットワークの速度ではないことに注意。あと、昨日のスイッチ交換のときも効果覿面だったのだが、VNCの反応が100Mに比べて劇的に良くなる。
_ ふと、「昨日の生活から何かをテーマに作文を書け」いう課題を蹴った、中学生のある日を思い出す。当然教師に呼び出されるわけだが、「書くことがなにもないから書かない」ということで突っぱねる。
_ 「じゃ、昨日は何時に帰った」とか「夕飯まで何してた」とか「夕飯何食ったか」とか口頭で問いただされたので、それなりに答えてみる。「じゃそれを書きなさい」という運びになるわけだが、そんなものを書いてもただの事実の羅列で課題を満たしているわけじゃないから書かない、と喧嘩腰に。
_ そして睨み合うこと1週間。ついに教師に諦められて、未提出のまま終了。その後も、自由課題の作文と読書感想文は一度も提出していなかったりする。
_ たぶん、この話の発端は、小学1年の夏休み。おなじみの「課題図書を読んで感想文を提出」という宿題が出たわけだ。なんかの物語だった記憶があるが、わしにとってその本を読むということは「知ってる話をひとつ増やすだけ」のことでしかなくて、その話自体には思い入れも何も発生しないものだった。いやもうどんな話だったか忘れちゃったけど。
_ 発生しないなにかを書けと言われて、1日泣いていた記憶が鮮明に残っている。さっきの「中学生のある日」以降どころか、この日以来一度もその手の文章は提出しないまま、学校生活を終えたのだった。
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とかまあそんなことを、寝る間際にまほぱぱの日記を読んで思い出したわけで。でも、そんな過去があっても、仕事ではいろいろ書き物をしてきたし、今もこうやって日記を認めていたりして・・・(苦笑)。
_ UPS。山小屋設置用。
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レンズ。使わないまま放ってあった銀塩EOSの復活用。レンズ死んでたので・・・。
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