文字を入力できるエリアをタップすると、nicoWnnGソフトキーボードが表示されます。縦画面のときは縦画面用、横画面のときは横画面用のソフトキーボードが表示されます。
初期設定では、横画面ではPC用キーボードを模倣した「QWERTYキー」、縦画面では携帯電話用キーボードを模倣した「12キー」となっています。
![]() 入力画面(QWERTYキー) |
![]() 入力画面(12キー) |
nicoWnnG IMEでは、12キー入力のとき、入力方法を「トグル」「フリック」「2タッチ」から選ぶことができます。

| 「あ」 | [あ]を1回 |
|---|---|
| 「こ」 | [か]を5回 |
| 「B」 | 英字モードに切り替え[A]を2回 |

| 「あ」 | [あ]をタッチ、そのまま離す |
|---|---|
| 「こ」 | [か]をタッチ、下へ滑らせる |
| 「B」 | 英字モードに切り替え[A]を左へ滑らせる |

| 「あ」 | [あ]をタッチ、続いて表示される[あ]をタッチする |
|---|---|
| 「こ」 | [か]をタッチ、続いて表示される[こ]をタッチする |
| 「B」 | [あ]をタッチ、続いて表示される[B]をタッチする |
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他にも「ベル打ち」「ニコタッチ」などの入力方法がありますが、ここでは割愛します。
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QWERTYキーでは、キーボード左下端に[Shift]キー
が表示されます。このキーを押すとシフトロック状態
になり、もう一度押してOFFにするまで「英文字の大文字化」や「記号キーの変更」、「かな文字の濁点/半濁点/小文字化」、「コピー・カット範囲の指定」などを行うことができます。
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設定により、ロックしないシフト状態
にして、1文字入力すると自動的にシフトOFFにすることもできます。 |
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[Shift]キーの短押し/長押しで、シフト状態/シフトロック状態を打ち分けることができます。
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範囲指定を行ったあと、[Alt]+[X]で文字列のカット、[Alt]+[C]で文字列のコピーを行うことができます。
カット・コピーした文字列は、[Alt]+[V]で貼り付け(ペースト)することができます。
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12キーでは、キーボード左上端に[Shift]キー
が表示されます。このキーを押すとシフトロック状態
になり、もう一度押してOFFにするまで「十字キーによるカーソル移動」や「カット&ペースト」などを行うことができます。
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設定により、[Shift]キーを使わないこともできます。
設定により、[Shift]キーを使わないこともできます。
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範囲指定を行ったあと、[Cut]で文字列のカット、[Copy]で文字列のコピーを行うことができます。
カット・コピーした文字列は、[Paste]で貼り付け(ペースト)することができます。
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ソフトキーボードの矢印キーは、タッチすると刻印の方向にカーソルが移動します。
また、矢印キーをフリックすると、フリックした方向にカーソルが移動します。この機能は、12キー入力モードがフリック入力でなくても使用でき、またQWERTYキー入力モードでも使用できます。
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[Shift]キー
がONの状態で矢印キーを入力すると、範囲選択を行うことができます。範囲選択した文字列は、カット・コピーの対象にすることができます。 |
キーボード左下端には、入力文字の種類を切り替える[文字種]キーが表示されてます。

が表示され、押すことで「かな」→「英数字(予測変換あり)」→「英数字(予測変換なし)」と切り替わります。|
設定により、「英数字(予測変換あり)」や「英数字(予測変換なし)」を使わないようにすることができます。
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が表示され、押すことで「かな」→「英字(予測変換あり)」→「数字・記号」と切り替わります。|
設定により、「英字(予測変換あり)」や「数字・記号」を使わないようにしたり、「英字入力モードで予測変換を使わない」ようにすることができます。
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が表示され、押すことで「かな」→「英字」→「数字」と切り替わります。
[文字種]キーを長押しすると、文字種ダイアログが表示されます。キーを押すことで、文字種を切り替えたり、その他の操作をすることができます。
[ひらがな] [全角カタカナ] [全角英字] [全角数字] [半角カタカナ] [半角英字] [半角数字] |
それぞれの種類の文字を入力するモードになります。
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|---|---|
[12キー] [QWERTYキー] |
一時的にキーボードを変更します。
永続的にキーボードを変更したいときは、環境設定画面で行います。
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[ヘルプ] |
ヘルプを表示します。アプリ一覧から「nicoWnnG IME」を起動したときと同じ動作をします。
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[設定] |
環境設定画面を表示します。Androidシステム設定から[言語とキーボードの設定]-[nicoWnnGの設定]を選択したときと同じ動作をします。
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かな文字による入力を行うと、キーボード上部(候補表示行)に入力したかな文字が表示されます。この状態で[変換]キー
を押すと、かな文字を漢字などに変換することができます。
予測入力機能がONになっている場合は、[変換]キーを押さなくても、「入力したかな文字で始まる単語」が表示されます。
表示された候補にタッチすることで、その候補単語の入力が行われます。
を押すと、次の候補を選ぶことができます。ただし、橙色の項目がない状態の予測変換候補が表示されていている状態で[変換]キーを押すと、「候補の選択」ではなく「かな漢字変換」となります。
を押すと、前の候補を選ぶことができます。


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設定により、変換中の左右矢印キーを「候補の選択」ではなく「単語の区切り位置の調整」にすることができます。
また、[Shift]キーのあるキーボードを使っている場合は、[Shift]+[←][→]キーで単語の区切り位置を調整することができます。
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ボタンが表示されています。このボタンにタッチすると、すべての入力候補が全画面で表示され、単語を選ぶことができます。|
ボタンを表示していなくても、候補表示行を上にスワイプすることで、候補一覧表示にすることができます。
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[記号]キー
を押すと、記号文字が候補表示行に表示されます。漢字変換と同様に、候補にタッチすることで記号を入力することができます。
[マッシュルーム]キー
を押すか、[記号/マッシュルーム]キー
を長押しすると、「マッシュルーム」と呼ばれるプラグインを選択するダイアログが表示されます。プラグインを選択すると、そのプラグインを利用した文字入力を行うことができます。
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マッシュルームは「IMEの入力機能を補うためのプラグイン」です。オリジナルは「Simeji」で策定されたものですが、仕様が公開されているため多くの方によるプラグインが作成されており、またこれらのプラグインを使用できるIMEも多数作成されています。
「Simeji」については、以下をご覧ください。
また、マッシュルームの多くは、Android Marketでダウンロードすることができます。
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[@!?]キー
を押すと、ユーザーが自由に登録可能な文字列が候補表示行に表示されます。漢字変換と同様に、候補にタッチすることで文字列を入力することができます。
ユーザーシンボルキーの登録内容は、フォルダ「/mnt/sdcard/nicoWnnG/」に「usersymbol_*.xml」として記録されています。
※ ユーザーシンボルキー登録を編集するプラグインは、今後提供予定です。
ユーザーシンボルキーの登録内容を変更したあとは、[設定]-[[@!?]キー登録再読み込み]を選ぶことで、再読み込みを行うことができます。
また、ユーザーシンボルキーの登録内容を初期化したいときは、[設定]-[[@!?]キー登録内容初期化]を選びます。